ラミネート型(積層型)リチウムイオン電池用部品、部材、設備、加工請負、リサイクルの提案/鋼鈑商事株式会社

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Li金属箔、Li金属、Li金属と金属の複合材の高精度カット機、抜き加工機

全固体電池用負極集電極の採用が期待されるリチウム金属ですが、粘性が高いこと、金属や空気との反応が高いことから、所定の電極サイズにカットや打ち抜くことが非常に困難となっております  メンテナンス頻度が高いこと、カット精度が出ないことなど多種多様の課題が多くなっております 現在、当社ではメーカーとともに、リチウム金属が高精度にカットできるカット刃及びカット設備の開発を行っております また、カット機の開発を合わせて打ち抜き型、打ち抜き機の開発にも取り組んでおります 現在、カットデモ機の貸し出しを行っておりますのでお気軽にご相談お願いします。

カット設備
 

2023年検証テスト

テスト環境
ドライルーム内にて

露点温度:マイナス40度
カット材料:リチウム金属100μ、50μ、リチウム金属/銅クラッド=7μ/8μ

テスト刃:開発カット刃とオルファー刃で比較
試験内容:ドライルーム内で材料を所定の回数カットし、カット断面及び刃へのLi残りを測定する


<材料>
リチウム金属箔 リチウム金属箔

<テスト結果>

Li金属箔 カット機 カット後
リチウム金属 カット設備 カット後
リチウム金属 オルファー カット後


※上図

 リチウム金属100μ、50μ、7μ→200回以上カットしてもカット精度変化無し

 リチウム金属断面、カット刃へのLi付着については別途データを更新します
 

※下図

 リチウム金属100μ、50μ→1回目よりカット出来ず

 リチウム金属7μ→10回目よりカット出来ず

初期検証テスト(2021年に実施)

テスト環境
ドライルーム内にて

露点温度:マイナス40度
カット材料:Li金属/銅箔/Li金属(30μLi及び50μLiを使用)

テスト刃:開発品と一般品にて
試験内容:ドライルーム内で材料を所定の回数カットし、テスト刃へのLi残りを測定し比較


<カット材料/Li金属銅箔Li金属>
Li金属

<テスト結果>

 Li金属カット刃(比較) 上図:開発品、下図:一般品

Li金属を50回カットした後の拡大図
開発品は50回カット後もカット可能
一般品は7回カットでカット不可

開発品はLi残りが極小、一般品はLi残り多数あり

お問合せ

社名 担当者
日本 鋼鈑商事株式会社
大阪市中央区北浜四丁目7番19住友ビル3号館
瀬川和人/SEGAWA YORITO
電話番号:06-6223-5161


※メールでのお問い合わせはこちら (後日、担当より回答させていただきます)

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